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次回ワークショップ予定
11月21日 (土)14:00-16:30
書くワークショップ


場所:千石空房にて

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書くワークショップって?

書くワークショップは発想のワークショップです。

みんなで文章を書くことを通じて、おもいつくことの楽しさを共有します。

その日集まった人たちで言葉を出しあい、詩や物語をつくります。
色や形、音にさわって言葉を出し合うワークはまるで頭の柔軟体操だって言われています。

ワークショップの設計図はこちらです

090602 書くワークショップ
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2008/10/13 ワークショップ作品@ポエトリーカフェ武甲書店 佐藤銀猫
JUGEMテーマ:


制作方法について:
2008年10月13日に秩父・ポエトリーカフェ武甲書店にて行った秩父お散歩ツアー&ポエトリーワークショップにて制作。
参加者がそれぞれ持参した写真2枚と今村知晃さんの朗読写真5枚より制作。(制限時間:10分)
制作後、参加メンバーで交換しあい、制作した詩を翻訳。(制限時間:5分〜7分)
詳細はイベントレポートを参照ください

ワークショップ実施地:ポエトリーカフェ武甲書店
参加者:
落合朱美、佐藤銀猫、白糸雅樹、イダヅカ(名称は自分以外50音順・敬称略)




使われた写真
今村知晃

081013 ポエトリーワークショップ 銀猫元ネタ

線路わきの子供とパフォーマーの体温




「レイルウェイ」

(1) 佐藤銀猫さんによる原作


ふたりは幼くたって知っていたんだ
この線路を辿って、辿って、
そうしても自分たちの桃源郷などないってことを。
けれど
夏が終わろうとする日
どちらともなく手を取って
歩き出してしまったんだ
それは誰かの為とか
陽射しが眩しかったとか
理由ならいくらでもあるんだろう。
小石に足を取られながら
あ・る・く・あ・る・く
あるく、あるく、あるく、
生あることを世界中に知らしめるかのように、
歩く。














(1)のイダヅカマコトによる訳

あるく・あるく・あるく・あるく・A・R・U・K・U・アルク(→原文はハングル文字)
Stand by me を今もつづける
秋が始まる日の昼から
電車が通るたびに道をよけて
石を線路からよけながら
歩く 歩く 歩く 歩く 歩く・・・・・あぁるぅくぅ あぁるぅくぅ
幼稚園の制服の
水色の 緑の 赤の ワッペンを
雨にとかしながら
今 目の前につづいているかぎり
先へ 先へ
もぐってゆく














(3) (2)の落合朱美さんによる訳

人生はレールだとか道だとか
そんなものにたとえられる
ひたすら歩きつづけて来た
時々ふり返って見れば
幼い自分の影がうっすらと
忘れられようとしている
けれど
そんなことにはおかまいなしで
ただひたすら歩いて歩きつづける
その先が上ではないことに
地中へもぐっていることに
気付いているのにきづかないふり














(4) (3)の白糸雅樹さんによる訳

人生というレール
人生という道
何だかわからないが、
私はただひたすら歩きつづけて来たのだ
わたしの背後では
幼い影がうっすらと
忘れ去られようとしている
だが
私は
ひたすら歩きつづけるのみだ
上ではなく地中へと
もぐっていくことに
気づいてはいるが
気づかぬふりで














(5) (4)の佐藤銀猫さんによる翻訳

時には木漏れ陽のあふれる道
たとえば野良猫も通わぬ道
わたしのうしろに影はなく
靴底を通して触れる、
道の凸凹だけが
かろうじてわたしの生を語る

空へ昇って行くのではない
羽根が生えるのでもない
地中にいつか埋もれてしまう、
わたしの足跡は
今立っているここにだけ残る







イダヅカマコト | 2008年10月13日 ワークショップ作品集 | 02:26 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
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